はじめに:3Dゲームプログラミング初挑戦の記録
今日、初めて3Dゲームプログラミングに挑戦してみました。基本的なプログラミング知識はあったものの、3Dゲーム開発は全く未経験の状態からのスタートです。約20時間かけて、バスケットボールのドリブルをテーマにしたアクションゲーム「ドリブルシミュレーター」を完成させ、UNITYROOMに公開することができました。
3Dゲーム開発は想像以上に困難の連続でしたが、同時に大きな達成感を得られる経験でもありました。この記事では、ゲーム開発の実際の流れ、直面した問題、そしてその解決方法を詳しくお伝えします。
プログラミング経験はあっても3Dゲームは別世界でした。これから3Dゲーム開発を始めたい方、Unityに興味がある方の参考になれば幸いです。
作成したゲーム「ドリブルシミュレーター」とは
「ドリブルシミュレーター」は、バスケットボールのドリブルを題材にしたシンプルながら中毒性の高いアクションゲームです。

ゲームの仕組み
プレイヤーは画面をタップしてボールをドリブルし、キャラクターを前進させます。ただし、このゲームの最大の特徴は「タイミングのシビアさ」にあります。
ボールがちょうど肩の近くに来た瞬間、約0.3秒という限られた時間内にタップしなければ、うまくドリブルできません。タイミングが合えば気持ちよく前進できますが、少しでもズレると失敗してしまう絶妙な難易度設定になっています。
この「ちょうどいいタイミングでタップする」という単純ながら奥深いゲーム性が、何度も挑戦したくなる魅力を生み出しています。
ゲーム開発に使用したツールと技術
Google Antigravityでunityプロジェクトを生成
今回のゲーム開発では、Google AntigravityというAIツールを使ってUnityプロジェクトを生成しました。AIに対して「タップした時の爽快感」と「入力受付のシビアさ」を重点的に伝え、基本的なゲームの枠組みを作成してもらいました。
AIツールの活用により、ゼロからコードを書く必要がなく、3Dゲーム開発のスタートラインに立つことができました。この点は、現代のゲーム開発における大きなアドバンテージだと感じます。
Unity-chan!アセットに救われた
開発を進める中で、最も重要だったのがUnityの公式キャラクターアセット「UNITY-CHAN!」の存在でした。このアセットがなければ、ゲームの面白味は激減していたと思います。


キャラクターモデル、アニメーション、そして愛らしいビジュアルが全て含まれており、3Dゲーム初心者の私にとって、これほど心強い味方はありませんでした。Unity-chanのおかげで、キャラクターの動きに命が吹き込まれ、ゲームが一気に魅力的になりました。
Unity環境での開発
Unityは世界中で使われているゲームエンジンで、2Dゲームから3Dゲームまで幅広く対応しています。今回のような小規模なアクションゲームにも最適な環境でした。
開発過程での苦労と解決策
ゲーム開発は順風満帆ではありませんでした。特に3つの大きな壁に直面しました。
1. ⚠️WebGL対応の壁:シェーダーが読み込まれない問題
最初の大きな問題は、WebGL形式でのビルド時に発生しました。Unity Editor上では正常に動作していたゲームが、WebGL向けにビルドすると、シェーダーが全く読み込まれないという現象が起きたのです。
シェーダーとは、ゲーム内のグラフィックス表現を制御するプログラムです。これが読み込まれないと、見た目が大きく崩れてしまいます。
解決方法: この問題に対しては、AIエージェントに起きている現象を詳細に伝えることで解決しました。Unityのエラーメッセージを全てコピー&ペーストし、状況を正確に共有することで、適切な対処法を見つけることができました。
2. 🏀ビルド時の物理演算の違い:ボールが弾まない
さらに深刻だったのが、物理演算の挙動の差です。Unity Editor上では完璧にボールが弾んでいたのに、実際にビルドしてブラウザで動かすと、ボールが全く弾まなくなってしまいました。
ドリブルゲームでボールが弾まないのは致命的です。この時は「もうダメかもしれない」と本気で思いました。
解決方法: この問題も、AIエージェントとの綿密なやり取りで解決しました。エラーログを全て共有し、Unity Editor環境とWebGL環境での設定の違いを一つ一つ確認していくことで、最終的に正常に動作させることができました。

3. 🎭アニメーション設定の地獄:T字ポーズから動かないキャラクター
個人的に最も苦労したのが、アニメーションの設定でした。キャラクターがT字ポーズ(両手を広げた初期姿勢)から全く動かず、アニメーションファイルが正しく読み込まれていない状態が続きました。
Unityのアニメーションシステムは複雑で、Animator Controller、Animation Clip、そしてそれらの紐付けなど、理解すべき概念が多く存在します。初心者にとって、この部分は特にハードルが高く感じられました。
解決方法: ここでもAIエージェントが大きな助けになりました。アニメーションの設定手順を一つ一つ確認し、どこで設定が抜けているのかを特定していきました。結果的に、Animator Controllerの設定ミスが原因だと判明し、修正することができました。
開発の流れと時間配分
全体で約20時間の開発期間でしたが、実際の進行は以下のような流れでした。
初期段階(2-3時間): Google Antigravityでの基本プロジェクト生成と、Unity環境のセットアップ。UNITY-CHAN!アセットの導入もこの段階で行いました。比較的スムーズに進みましたが、3D空間の概念に慣れるのに少し時間がかかりました。
中間段階(5-6時間): ゲームの基本的な動作確認と、タップ判定のシビアさの調整。それなりに動くようになるまでは意外と早く、手応えを感じられました。
苦難の期間(10時間以上): アニメーション設定、WebGL対応、ビルド時の問題解決。この期間が最も長く、最も苦しい時間でした。
最終調整(2-3時間): 細かいバグ修正と、UNITYROOM公開のための準備。
完成した時の達成感
何度も壁にぶつかり、時には諦めそうになりましたが、ついにゲームが完成し、UNITYROOMに公開できた時の喜びは格別でした。


自分で何度もプレイしてみると、まだまだ未熟な部分が目立ちます。グラフィックの粗さ、UIの分かりにくさ、ゲームバランスの調整不足など、改善点は山ほどあります。
それでも、自分が一から作り上げたゲームには特別な愛着があります。シンプルながらも、タイミングを合わせてタップする爽快感は確かに存在し、「もう一回だけ」とつい挑戦したくなる中毒性があります。
学んだこと:初心者がゲーム開発で得た教訓
1. 💡AIツールの活用で3Dゲーム開発の敷居が下がった
Google AntigravityやAIエージェントの力を借りることで、3Dゲーム開発初心者でも挑戦できる時代になりました。全てを一から学ぶ必要はなく、AIの助けを借りながら実践的に学んでいくアプローチが効果的です。
2.🔍 エラーメッセージは最大のヒント
問題に直面した時、Unityのエラーメッセージを全てコピー&ペーストしてAIに共有することが、最も効率的な解決方法でした。エラーメッセージには問題解決のための重要な情報が詰まっています。
3. ⚠️Editor環境とビルド環境は別物
Unity Editor上で動作していても、実際にビルドすると動かないことがあるという現実を学びました。開発中も定期的にビルドして確認することの重要性を痛感しました。
4. 🎨良質なアセットは開発の救世主
UNITY-CHAN!のような公式キャラクターアセットの存在は、初心者にとって計り知れない価値があります。キャラクターモデリングやアニメーション制作は専門的なスキルが必要ですが、既存のアセットを活用することで、ゲームの核となる部分に集中できます。
5. 📊小さく始めて、段階的に拡張する
今回は最小限の機能でゲームを完成させることに集中しました。最初から完璧を目指すのではなく、動くものを作ってから改善していくアプローチが、初心者には適しています。
これからの展望:ゲームの進化計画
「ドリブルシミュレーター」は完成しましたが、これはあくまでスタート地点です。今後実現したい拡張機能がいくつかあります。
🎨デザインの改善
現在のグラフィックはシンプルすぎるため、より魅力的なビジュアルにしたいと考えています。背景のバリエーション、キャラクターのモデリング改善、エフェクトの追加など、視覚的な楽しさを向上させたいです。


🎯ステージ制の導入
現在は200mを走りきるとゴールとなるシンプルな構成ですが、複数のステージを用意し、それぞれ異なる難易度や環境を設定したいと考えています。各ステージにクリア条件を設定し、達成感をより明確にする予定です。
🎮ゲームモードの追加
タイムアタックモード、スコアアタックモード、チャレンジモードなど、複数のゲームモードを追加することで、リプレイ性を高めたいと考えています。
まとめ:3Dゲーム開発への第一歩
今日、初めての3Dゲームプログラミングに挑戦し、20時間という時間をかけて一つのゲームを完成させました。プログラミングの基礎知識はあっても、3D空間でのゲーム開発は全く異なる世界で、得られた経験と達成感は計り知れません。
WebGLビルドの問題、アニメーション設定の苦労、物理演算の挙動の違いなど、多くの壁に直面しましたが、それぞれを乗り越えることで確実にスキルが身につきました。
特に印象的だったのは、AIツールやUNITY-CHAN!のような優れたアセットにより、3Dゲーム開発の世界に足を踏み入れやすくなっているという事実です。完璧なコードを書けなくても、ツールの力を借りながら、自分のアイデアを形にすることができます。
「ドリブルシミュレーター」はまだまだ改善の余地がありますが、自分で作った初めてのゲームとして、特別な存在になりました。これからも継続的にアップデートを加え、より多くの人に楽しんでもらえるゲームに育てていきたいと思います。
3Dゲーム開発に興味がある方は、ぜひ一歩踏み出してみてください。最初は難しく感じるかもしれませんが、一つ一つ問題を解決していく過程そのものが、大きな学びと楽しさをもたらしてくれます。
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